今年のはる
中学校の同窓会があった
その幹事をわたしを含めて四人
会場は近場で…
など、何度か四人が集まって
詳細を決めた
つよっちゃんもその幹事役のひとりだった
つよっちゃんとその幹事をするのは2度目で
彼は、波乱万丈の人生の過程で
今は、料理屋を営んでいた
知らない人からは
荒々しい物言いや大きな声が
ちょっと脅迫めいていて
危険人物⁉
でも
つよっちゃんの心は
ただただ素直で
その感情をまっすぐに表現するひと
小学校から中学校卒業
そして、彼が魚屋をしていたころ…
2回の同窓会幹事
彼との接点は卒業以来何度かあるだけ
けれど
彼の温かさや気づかい…
こころの響き…
接点は面となる
彼を知る同級生のひとりから
つよっちゃんが意識不明で入院してると
連絡があったのは約一ヶ月前
そう言えば
4月に幹事の打ち上げをしたとき
蒼白い顔だったよ
元気のないときは飲む気もなくなると
止めるのも聞かずチューハイを飲んでた
幹事の集まった数日後は
必ず電話があり
『すまんかったなぁ』
『たのむで~』と…他愛ない内容
昨夜
彼の通夜が執り行われました
遺影は
ちょっと優しさと強がりの彼
弱さやほんとの彼が写ってない写真
早すぎたつよっちゃんの死を
私たちはどう受け止めて
そして
繋げていけばいいのでしょう
男気のあったつよっちゃんと
もう一度
つよっちゃんのお店で会いたかったな
もうひとりの幹事の友人と
『あと20年はおんなじとこ行くから、
ちくたびれんといてよ…(笑)』
多くを友の心に残した
つよっちゃんの死でした…