もうひとつ
大きな課題がありました。
週に一度、検査をする…内検
これをするためには、重箱式巣箱では、
出来ないので、巣枠式巣箱に彼らを引っ越ししてもらわなければなりません。
もう、おそらく
今の彼らには、巣板が何層か出来ているはず…
それをどうして、巣板に…
ネットで探してみて、
いろいろと考えた結果
まずは、購入した巣枠式巣箱の上に
重箱式巣箱の大きさに合わせた枠を作り
その上に重箱式巣箱を置いて、
少しずつ、巣板が下に向かって長くなったら
上段から重箱式巣箱を一段ずつはずしていこう。
そして、
それが、巣枠式巣箱まで達したら
彼らもその巣枠に、巣を作っていくだろう。
そう思い、スタートでした。
寒さ避けにカバーをかけ、
巣門の前には、砂糖水
ようやく
西洋蜜蜂を、受け入れる覚悟を始めていました。
くすのき農園
伊藤 麻理子
伊藤 麻理子
2017-04-26 00:09:01
越冬しましたか⁉ほんとに⁉
2017年2月、
知人で、
西洋蜜蜂を飼育しているNさんは、
そうわたしに聞き返されました。
寒さや花のないこの季節に餌である砂糖水も与えず
放ったらかしての越冬はありえないという様子でした。
さっそく
その会話の翌日から
1.5倍ほどの砂糖を溶かしたものに微量のお塩をいれて、巣箱の前に置きました。
時おり
飛び出してくる彼らがそれに気づき
石ころや枯れ木を置いた薄いお皿のなかの砂糖水を
あっという間に飲み干しました。
きっと、巣箱のなかの蜂蜜はそこをついていたのだろう…そう思いました。
何とかこれで
越冬は出来そう…と、確信したのでした。
くすのき農園
伊藤 麻理子
伊藤 麻理子
2017-04-25 23:56:01
日本蜜蜂と西洋蜜蜂
蜜蜂が
くすのきにやって来てから数日、
なんか…以前の蜜蜂たちと違うな…
そう感じ始めていましたが
どっかで日本蜜蜂であってほしい…という希望的観測が、西洋蜜蜂であるはずがないという理由を探していました。
けれども、
調べれば調べるほど
この子達は、西洋蜜蜂でした(笑)
翅の模様がやっぱり違う…
やってきてくれてから3ヶ月後、
オオスズメバチに襲われたときの態度の違いも含めて、彼らが西洋蜜蜂だと受け入れるしかないことに、この頃はまだ、落ち込みました。
西洋蜜蜂は
もともと日本にいなかったので、
彼らだけで、生きていくことが出来ないそうです。
ほとんど、
養蜂家のかたが、飼われてるのが西洋蜜蜂です。
一年間の採蜜量は、
日本蜜蜂が5~10キロに対し
西洋蜜蜂なら、40~100キロだとか…
しかも、すぐに条件次第で逃亡する日本蜜蜂に対し
逃亡はまずない…という西洋蜜蜂
これなら、養蜂家は
西洋蜜蜂を飼う訳です。
ただ、
日本にいなかった西洋蜜蜂は
病気になりやすく、
日本蜜蜂に比べれば、やや気が荒く
オオスズメバチに対しても、果敢に向かっていくので、全滅してしまうことや、分蜂(ぶんぽう)をしても日本の自然にすめないことなどから、
定期的に、巣をチェックをしなければなりません。
準備の少ない日本蜜蜂飼育に比べて
いろいろとハードルの高い西洋蜜蜂飼育です。
まずは
このままで越冬できるのか…
そこから
養蜂家になるのかどうか…(笑)
覚悟していくことにしました。
くすのき農園
伊藤 麻理子
伊藤 麻理子
2017-04-25 23:43:02
くすのきに二度目の蜜蜂がやって来た…⑦
はち蜜を搾ってから約4ヶ月、
自業自得
冬になったからかと思ってたけど、
ほとんど蜜蜂の出入りのない巣箱を
勇気を振り絞って確認…
巣箱のなかには
巣板だけ…
蜜蜂たちはいません。
危険な巣箱と察知した蜜蜂たちは
全ての蜜を食べ尽くして
逃亡していったのでした。
自業自得
危険な目に合わせたわたしにその原因はあるのだから、仕方がないのですが、
なんか、後ろめたさと寂しさで
落ち込みました。
ただ、
この数ヵ月の間に何回もかれらに刺されていたのと、その度に腫れがひどくなることが
ちょっと、わたしには気がかりで
ほっとしたのも事実でした。
くすのき農園
伊藤 麻理子
伊藤 麻理子
2017-04-25 22:59:01